総 評
新型コロナ感染症の影響で一時は断念せざるを得ない状況でしたが、企画した城南市民センターの熱意と尽力により、WEBでの開催が実現しました。心から敬意を表します。
応募総数は22点。昨年の64点よりも下回る結果となり、残念です。原因の特定は難しいですが、城南市民センターの分析では「テーマが難しかった」「応募者(高齢者など)のPC操作が不得手(もちろん個人差あり)」「準備期間が整わず市政だより等(特に紙面)での案内が出来なかった」―などとしています。
応募数が増えるために、私なりに策を考えました。企画側は「効果的なPR方法を考える」、応募側は「不明な点があれば分かるまで聞く」でしょうか。
一方で「外出自粛で屋外での撮影が困難」との意見もあるでしょう。例えば「室内に被写体を見つける」「屋外なら密を避け、植物や構造物を狙う」といった具合に見方を工夫すれば、意外と面白いかもしれません。入選作2点は、撮影者のそんな視点が光るハイレベルの作品でした。
偉そうに言って申し訳ありません。ただ、写真を愛する気持ちが、コロナなどに負けてはいけないと考えていますので…。次回は、多数の応募を期待しています。
西日本新聞社 編集局写真部 永田 浩
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